08年08月の記録

2008年08月05日

Googleマップが今日からはじめた「ストリートビュー」。Googleマップ上でクリックすると、その場所のパノラマ写真が見られるっていう機能なんですが……。なにこれ。なんか怖いというか、気持ち悪い。
 あんまりにも鮮明に写真が写りすぎてるんです。地図上の我が家をクリックすると、はっきりその写真が見えます。窓が半開きになってレースのカーテンがしかれていて、その奥にあるらしき冷蔵庫らしき影も。駐車場の車も、その中に置いておいたもらい物のうちわまで見えるんです。
 我が家の住所がわかれば、世界中の誰でもこれを見ることができてしまうんですね……。

 インターネットとかコンピュータのある世界は、なにかとんでもない、パンドラの箱のようなものを開けてしまったのではないかという気がしてなりません。これは大災厄だけど、このサービスが始まる前の世界には戻れないんです、たぶん。

2008年08月04日

先日、ビッグサイトでエレベータが逆走して怪我人が出た件ですが。
 エスカレーターって意外と怖い乗り物だったんですね。
 飛行機なんかは「落ちたら死ぬかもな」というのが想像しやすいという意味でわかりやすい怖さなんですが、エスカレータは、段が滑り台のように逆送しはじめたら……とはなかなか考えない。実際には、始まったら下のほうの段にいる人は将棋倒しで圧死することがあるわけですけども。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000019-yom-soci

 そもそも、機械はいつか壊れるものだと個人的には思うんですが、壊れたときに人が怪我したり死んだりする可能性をあまり想定してなくて、その辺の機構がおざなりになっている機械って実は結構怖いのではないかと思います。

 たとえば、今回のエスカレーターは、新聞によれば「1段あたりの最大重量は130キロ」しか想定されていないそうで……1段に二人乗ると荷物も合わせてひとり65キロですか? 簡単にオーバーするでしょう、それは。ちなみに、日本人の25歳男子の平均体重って67キロほどです。私なんかそれプラス10キロ近くありますが。
 事故当時のように3人乗りだとひとり43キロ。小学生の子供だってそのくらいなら超える子はいますね。命を預かる機械でその余裕のない設計はいくらなんでもどうなんだ、と思います。

 そのうえ、このエスカレータ「重量オーバーで停止した後、重みで下り始めた」って……下がり始めたら怪我人死者が出るのは明らかだろうに、そういう設計がされてないんですね。壇上で歩かれることも考えたら倍量でも踏み板が落ちたり、逆転はしないくらいで設計して当然だと思うんですが。(新聞の報道が正しければですけど)発生する被害を考えたら明らかにマージンが小さすぎなんじゃないかと。

 ひそかに怖い乗り物なんだなぁ、と思います…と同時に、やっぱり新聞の「制限130キロは一人当たり」が間違いなんじゃないかと思ってしまいます。やっぱりさぁ、なんかおかしいよねぇ?


 ……それにしても。
 ナゴヤといいビッグサイトといい、こんな簡単に逆送するようであれば、逆走に至らないまで重量オーバーで停止ってのはもっと頻繁にあってもいいように思うんだけど……。実は報じられないだけで、わりとよくあるのかしら? 乗ってたエスカレータがいきなり停止なんて、個人的な経験としては、1度か2度くらいしか覚えがないのですけど。
 少なくとも、事故を起こしたナゴヤ、ビッグサイトに関しては頻繁に止まってたんじゃないかなぁ、という疑いを抱くのですけど……そんなことはないのかなぁ?


現在の記録へ
[←先月の記録]